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為替(かわせ)・為替レート

為替とは、一般的に2国間における通貨同士の交換レートを指しますが、正式には外国為替レートと言います。
あくまでも交換レートなので絶対的なものではなく、相対的なものになります。そのため、日々、様々な要因によって変化します。
為替が変動する要因の基本は需給関係です。景気の良い国は多くのモノを作る力(国力)があるので、その国で作られた製品は買われる傾向にあります。
製品の支払は基本的に生産国の通貨で支払われますので、国力のある国の通貨は買われる傾向が強くなります。
すなわち、需給関係=国の信用力の差が関係してきます。

ここからは、ドル円を使って説明を進めます。
1ドル=130円、これがドル円の為替レートとなります。
よく聞く言葉に「円高・円安」という言葉があります。例えば、昨日は1ドルを買うのに100円かかったのが、今日は120円になっていたとすると、「円安になった」といいます。
このように、ある一時点からみて、どちらに動いたか(高くなったか安くなったか)で円高・円安が判断されます。ある一時点をいつに定めるかによって円高にも円安にもなります。
国の信用力が高いもの同士の交換レート(この場合、ドルと円)は、ある一定のレベルから外れて円高や円安になり続けることはありません。もし、そのような動きになるとすれば、1ドル=10円や1000万円になることがあるということになります。

日本は1973年から変動為替相場制に移行しました。下図は変動為替相場制移行後のドル円相場の動きです。
上図で見ると、1985年のプラザ合意以に円高方向に進んだと見ることができます。この時に日本が真に先進国入りしたと言えます。
1990年以降は1ドル=80円~150円の間で動いていると見ることもできます。