かつて、「グロソブの島」と呼ばれた島があります。
香川県の小豆島がその島です、全国的にはオリーブの島として有名です。
5回ほど行ったことがありますが、温暖でのんびりした良い島です。
さて、グロソブの島の「グロソブ」とは何のことか?
三菱UFJ国際投信のファンド「グローバル・ソブリン・オープン」のことです。
数十年前、この島でこのファンドが爆発的に売れたことで「グロソブの島」と呼ばれるようになったそうです。
島に勤めていた人から聞いた噂では、「全島民が買った」と聞いたことがあります。
その後、リーマン・ショックや円高の影響でグロソブの基準価格が下落、多くの人が損失を受けたと言われています。
香川県は、人口1万人当たりのiDoCo(イデコ)加入者数が全国トップ、また、県別金融リテラシー調査でも全国3位なのだそうです。
確かに堅実な県民性は住んでいて実感しますが、上記のような雰囲気は全く感じません。
「(サラ)リーマン・ショック」は、香川県で聞いた言葉ですから・・・。
10月13日に放映されたBSテレ東の「マネーのまなび」では、上記の理由を、
・過去の教訓(グロソブの島)から、金融商品を正しく理解する機運が高まった
・災害が少ないため、それに回る出費が少なく、貯蓄や投資に回りやすい
・水不足に備えるため歴史的にため池が多く、ため池の文化がコツコツ貯めることに結びついた
といった説を挙げていました。
一方で香川県は人口当たりの糖尿病患者数も全国1位、うどん文化の影響と言われています。
(うどんを食べるとき、天ぷらなど揚げ物を一緒に採りますが、野菜をとることが少ないためと言われています)
今回は豆知識的な内容になってしまいましたが、資産形成に教務を持つ・始めるきっかけになればと思います。