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日経平均株価、6万3000円台に乗せる!

2026年5月7日、日経平均株価が6万3000円を超えました。
GW直前の4月末に6万円を超えたばかりのタイミングでしたが、米市場高を受けて7日の日経平均株価の上げ幅は一時3500円を超え、終値ベースでは3320円72銭高となり過去最大の上げ幅となりました。
米市場では、エヌビディアやマイクロソフトといったテック企業の好決算が上昇をけん引しました。GW明けの日本市場もこの流れを素直に受けた格好です。
下は7日1日の日経平均株価の値動きとなります(1分足)。
7日の東証プライム市場の値上がり銘柄数は1190銘柄(全体の75.6%)、値下がり銘柄数は349銘柄(同22.1%)でした。日経平均株価が大きく上昇している中、2割超の銘柄が下落しています。
そんな中、なぜ過去最大幅の上昇となったのでしょうか。

ここには日経平均株価の歪な構造が関与しています。
日経平均株価は計算上、特定の銘柄の影響を大きく受けます。ソフトバンクグループ(9984)や東京エレクトロン(8035)といった価格の高い値嵩株がそれになります。
7日の日経平均株価上昇に対する値上がり寄与からトップ5銘柄は、ソフトバンクグループ804.53円、アドバンテスト(6857)458.58円、東京エレクトロン429.42円、ファーストリテイリング(9983)230.90円、イビデン(4062)201.13円となります。
上位3銘柄だけで日経平均株価を1692円53銭上昇させて計算になります、この3銘柄で上昇幅の約半分を占めていることになります。
この点が日経平均株価の歪な側面で、このため、株式市場全体を表していないということで外国では日経平均株価は評価されていません(海外投資家は日本株全体を俯瞰する際にTOPIXを活用します。ちなみにTOPIXは史上最高値を今回は更新していません:TOPIXの最高値は2026年2月27日の3938.68)。

確かに、今回の上昇では多くの銘柄にまんべんなく買いが入ったと見ることができますが、上記のように一部の銘柄が市場をリードした点は否めません。
ニュース等では日経平均株価を大きく取り上げるため、本来の姿を見誤る可能性がありますので鵜呑みにせず、TOPIXやグロース250指数など全体を俯瞰して見る必要があると思います。